HPの存在価値
Ⅰ.ユーザー側の視点による価値基準
まず最初にユーザー視点に立って考えること
「なぜ私たちはHPを見るのか?」について考察することで、存在価値がくっきり浮かび上がります。
最も身近なところでは「営業時間や休日を知りたい」「事業内容や商品取り扱い品目を知りたい」「道順(アクセス)を知りたい」「取り扱い金融機関を知りたい」といったことから、
「経営者はどんな人なの?」「企業として信頼できるの?」「企業理念やポリシーはしっかりしてるの?」「この会社とお付き合いすることで、私にはどんなメリットがあるの?」
「最新の情報を発信してくれるの?」「価格は他社と比較してどうなの?」「会社の方向性はどこを向いているの?」
ユーザーはこのような見方をするということを念頭に入れて、制作することが必要であると考えます。
Ⅱ.企業側の視点による価値基準
◆低コストで広告宣伝ができる
ホームページ開設にかかるランニングコストは、ページ更新などで制作会社に支払う費用を除き、月々300円~と、とても低コストです。
実際、このサイトのために弊社が支払っている金額は、ドメイン管理に年間950円、レンタルサーバー利用の初期費用(契約時の最初に1回だけ)に1,575円、そしてレンタルサーバー利用代として月額262.5円(年間3,150円)だけです。
パンフレッドやチラシなど紙媒体の広告をカラー印刷で作成した場合、かなりの費用がかかります。
これに対して、ホームページをカラーにしてもコストは変わりません。
ですから、カラーでの広告宣伝活動が自由にできます。
さらに、WEBには国境がありませんので世界中にあなたの会社をPRできます。
◆24時間365日絶えず「フル稼働」
ホームページは、24時間365日いつでも稼働しています。
たとえ、あなたが就寝中であっても停止したりしません。
あなたの会社の頼りになる宣伝部長であるとも言えます。
◆人件費を始めとする経費抑制効果
インターネットに慣れた人は、ホームページが開設されているとホームページから自ら情報を入手できますのでお問い合わせ対応の手間が軽減されます。
これにより、人件費を始めとする経費抑制に繋がります。
◆豊富な情報を発信できる
雑誌やパンフレッドなどへの広告は、掲載スペースに制限があります。
その点ホームページには、その制限がほとんどありません。
最新の情報や詳しい情報を豊富に掲載することが可能です。
◆修正がカンタン
雑誌やパンフレッドなど紙媒体の広告の場合、印刷してしまった後は修正が利きません。
ホームページは時々刻々と変化する現代にジャストフィットします。
内容の修正がカンタンにできるからです。
◆認知されるチャンスが拡大
昔は、電話帳で企業や店を探しましたが、最近では、これにインターネットの
検索サイトから探すことが多くなっています。
こんなとき、ホームページが設置されていると認知されるチャンスが拡大します。
◆ホームページ運営→信用に繋がる
最近では、多くの企業が新規取引を開始する前に、その企業のホームページを見てから調査を行うケースが増えています。
信用調査会社等で照会をする前に、まずはその企業のホームページで概要を調べます。
その後で通常の信用照会や業界関係者からヒアリング等を行いますが、まず最初はホームページで情報を取るというのが最近の定石です。
ホームページを運営していることで、企業の存在感を示すとともに安心感を与える効果があります。
まずは小ぶりなサイトから立ち上げて、顧客の反応を確認しながら、よりビジネスに繋がるものへと成長させていくことが重要です。